Nirvana
'90年代ロックのカリスマ、Kurt Cobain率いる伝説のバンド。
この人達を知らずして、音楽は語れない。それほどまでに偉大なバンドだと言ってもいいだろう。
その重く引きずるようなノイジーなギターリフと憂鬱ながらポップなメロディ。
のちに、Nirvanaチルドレンと言われるバンド達も続々と現れてきた。
Kurt Cobainは、社会を皮肉したり、冷笑したりして現代の若者の代弁者であり、先達者だった。
しかし強いメッセージを発することに疲れたのか、ドラッグの量は増加の一途を辿る。
ツアーの最中に中毒者として施設に送還された事件も起きた。しかし、その数日の後に脱走する。
94年の4月8日、Kurt Cobainはショットガンで頭を撃ち抜いて自殺。
カリスマ的存在でなければならない重圧なのか、それは誰にもわからない。
その後、NirvanaはKurt Cobainの死により解散した。
現在でも、Nirvanaに影響される人は少なくないだろう。
>> Nevermind ★★★★★
メジャー1stアルバム。
90年代にブームを巻き起こしたオルタナティブロックの席捲を告げる作品にして
これを聞いたことがないあらゆる音楽好きは本当の音楽を知っている事にならないほどの名盤。
Nirvanaという複数形で言うよりも、Kurt Cobainと言った方がいいかもしれない。
つまり、Kurtのカリスマ性が前面に出たバンドである。
それは現Foo Fightersの中心人物デイブ・グロールでさえ影を潜めてしまっていることからも言える。
Kurt Cobainとしては、プロデューサーの意向が入り、POPな感じに仕上がってしまったために
売れないでほしいと願っていたのだが、世代を超えてなお今も売れ続けているほどの世界的名盤となってしまった。
だか、彼のメッセージならば、POPだとか関係なく、売れていたに違いないだろう。
>> In Utero ★★★★★
Kurt Cobain生前最後となってしまったメジャー2ndアルバム。
Nevermindの大ブレイク以降、社会という枠組みの中でカリスマでなければならないという義務を押し付けられ
Kurtの苦悩は一層深みにはまり、それがこの作品を生み、"Rape Me" "Pennyroyal Tea" "All Apologies"といった名曲を生み出した。
当初のタイトルは"I hate myself and I want to die"だったのだが、最終的に "In Utero"というタイトルがついた。
このアルバムリリース後からKurtの奇行が目立つようになってくる。
授賞式で、車椅子で登場したり、Guns'n'Rosesのアクセルが「同じ匂いがする」と言った言葉を拒否したり。
元々、鬱病の彼はかなり精神的にもまいっていたようだ。
売れていくカリスマ的で絶対的存在になるということはプレッシャーと常に戦っているのかもしれない。
彼は "All Apologies"という歌詞の中で
"Everything is my fault. I'll take all the blame."(全部俺のせいだ。すべての咎めを受け入れよう)
と歌っている。
このアルバムを聴けば、もっと様々な名曲をリリースしてほしかったという
名残惜しい気持ちが誰しも沸いてくるだろう。
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